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第2章『Lv51~100』                  第13話『ファイトクラブ』

DOP2で初めてPKしたオレは、そのままの勢いで広辞苑もぶっ殺してやろうと思った。
そして広辞苑を呼び出そうとしたら。
「経験値がもったいないから、今は行かない」とか言われた。
レベル上がった後なら行ってもいいよって事らしい。
ラリってた男の襲撃以来広辞苑は、ある程度経験値がたまるまでDOPで、その後別の狩場で狩るってやり方をとっていた。
だがオレからすると経験値がないときの広辞苑を殺しても、まったくもってつまらない。
だがとりあえずぶっ殺したかったオレはファイトクラブに呼び出した・・・
この店の裏側にある場所だ、知ってるだろ?
まぁ入ったのはそのときが初めてだけどな。
実はこの時既に、オレは広辞苑のレベルを上回っていたんだ。
オレは90くらいで広辞苑は80くらいだった。
ついでに言うと突貫もそのくらいだったな。
涼里は覚えてないが・・・
それほど高くなかったはずだ。
まぁそんなこんなでFCに集まったオレと広辞苑と突貫。
仲間内で闘うのは初めてだったから、少し楽しみでもあった。

VS広辞苑

とにかく二人とも初めてだったからな、勝手がわかってなかったってのもあったが。
結果はオレの圧勝だった。
それもそのはずだ、オレはDEFだったから。
広辞苑の攻撃ははっきり言って痛くも痒くもなかった・・・
広辞苑もDEFだったが、オレの月光斬の前に、一撃で逝っちまった。
あっけない試合だった・・・
やはり経験値を大量に持ってるときにDOPで殺さないと意味がないな・・・
そう思った。

VS突貫壱号

こいつは魔法攻撃だから、攻撃を喰らえば死ぬだろうと思っていた。
だから先制攻撃しかないと思っていた。
広辞苑戦での的中剣とスパークボディが残っていたから。
すかさず近づいていって、ぶった斬ってやった。
突貫もそれで逝った・・・
ひょっとしてオレってば強いのか?
そんなことを思った。

広辞苑VS突貫壱号

これはまぁ本人たちから聞いた話でしかないんだが。
突貫の勝ちだったらしい。
どうやって勝ったかは教えてくれなかったが。
負けたくせにやたらと自信満々な広辞苑に再戦を申し込まれた。
もちろん受けてたった。

VS広辞苑(2戦目)

始まってすぐに広辞苑は攻撃してきた。
通常攻撃5回・・・
コンボボーナスはスタンだった。
なるほど、突貫はこれを使って勝ったわけだな・・・
自分が負けた他人の戦略を、堂々と使うとは・・・
プライドのない男だぜ。
だが使う相手を間違えたな、オレはお前の攻撃じゃ死なない。
スタンが切れるまで棒立ちしててもオレは死ななかった。
切れると同時に、月光斬をぶち込む。
当然のようにくたばる広辞苑。
そんな広辞苑にオレは一言だけ言ってやった。

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by tokigamihouji | 2005-10-09 13:35 | 第2章『LV51~100』
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