回避ルシアンに勝利したオレは、このままの流れで残りの連中もしとめようと、すかさずエントリーした。
次にあたったのはマキシだった。 彼の名はJ・・・ オレの中では彼が・・・ 彼こそが最強のマキシだった。 試合内容なんてあってない様なものだったよ。 戦闘待機中、Jのヤツは何をするでもなく・・・ ただ座っていた。 なにも補助をかけずにだ・・・ なめやがって・・・ オレはそう思い、一直線に向かっていってすかさず連を叩き込んだ。 が!結果は全部ミスだった。 くっ・・・ こいつもAGIか! 前回のルシアンとのの不毛な闘いがオレの中でプレイバックしていた。 しかしオレの予想は間違っていた・・・ Jはゆっくり立ち上がると・・・ 昆布のような武器を振りかぶった・・・ メ・・・ メトゥラシエンブレイカー・・・・!? ヤバイ!月光が来る!逃げなくては! 逃げる?何処へ? シャキン・・・ そんな音が聞こえた・・・ 死・・・・ ・・・・・・・ 気だついたときには負けていた。 完全な敗北だった・・・ Jは的中剣もシルフウィンドも使っていなかった・・・ うぬぼれていただけだったのかも・・・ そう思った。 だがまだ終わりではなかった。 まだティチエルが残っていた。 オレは再びエントリーし・・・ ティチエルとの闘いに挑んだ。 オレの自信を完全に粉砕したのは、このティチエル・・・Pだ・・・ オレは火力に少し自信があったんだ・・・ それなのに・・・ オレの攻撃がPには、20~30・・・ 月光斬ですら50程度だった・・・ 一合でオレは悟った・・・ オレの負けだなと。 すべての闘いが終わって・・・ 誰も居なくなったFCでオレはいろいろ考えた・・・ ・・・・・・ 井の中の蛙大海を知らずという言葉がある・・・ オレはまさにそれだった。 時神商事という井の中にいた蛙・・・ この日オレは、Jを新たなる目標とした。 彼を必ず超える・・・ そう心に決め、オレはFCを後にした・・・
by tokigamihouji
| 2005-10-29 23:20
| 第3章『LV101~150』
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