カテゴリ:第3章『LV101~150』( 32 )

第3章『Lv101~150』                 第2話『正しい蝶の木の森の篭り方』

時神法次の日記・・・
『蝶の木生活』より抜粋・・・

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『1日目』

今日初めて蝶の木の森に来た、ここはいい。
人気が少ない、人とかかわることに疲れたオレにはまさに天国だ。

『2日目』

この森はまるで迷路のようだ、道を覚えるのが大変だ。
今日中にマスターしておく必要があるな、ここは今後オレの住処になるのだから。

『3日目』

蝶の木に遭遇した。
ナミ〇イさんの髪の毛みたいだってのがオレの蝶の木に対する第一印象だ。

『4日目』

怪物の木が沸くポイントを完全に抑えた。
順番待ちしていると、他の人が来たが、オレが居るのを見ると帰っていった。
先着準ってのが暗黙のルールなのだろうか?

『5日目』

食料が乏しくなってきた・・・
Pもこころもとなくなってきた・・・
街に戻る気はない。

『8日目』

ついにPが切れる。
今日から体力の回復は『緑茶』で行う、飢えは『蝶の木の樹液』でしのぐ。
SPはモスの攻撃でどんどん減っていく・・・
隙を見てうたた寝するとこで何とかなるだろう。

『14日目』

人と会話をしなくなってから、2週間がたった・・・
まだレアは出ていない・・・

『19日目』

86分沸きの怪物の木のところで、一人のティチと出会う。
久しぶりに人の言葉を聞いた・・・
怪物の木はしっかり横殴りされた・・・

『21日目』

3週間経過した。
日記をつけていなかったらとうに日付なんか数えるのをやめていただろう・・・
最近『緑茶』と『蝶の木の樹液』しか口にしていない・・・

『26日目』

86分沸きの所であったティチエルが言っていたが・・・
街はクリスマスイベントなるもので賑ってるらしい・・・
オレには関係の無いことだ・・・

『30日目』

一月が経過した、どうやら年が切り替わったらしい。
2005年か・・・
開けましておめでとうと言う相手が今のオレには居ない・・・

『32日目』

正月イベントとか言うものがあるらしい・・・
やはりオレには関係無い、『緑茶』と『蝶の木の樹液』があれば、おせち料理など必要ない。

『34日目』

レアは相変わらずでない・・・
本当に出るのだろうか?
不安を覚える・・・

『36日目』

ケルベロスのヤツがお年玉を配っているらしい・・・
いい加減レアが出ないことに嫌気が差してきた・・・

『37日目』

今日でこの『蝶の木生活』を書くのはやめようと思う
一大決心で街に戻ってみることにする・・・・・・

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とまぁこんな感じで、オレの蝶の木の森でも生活は幕を閉じた。
当然だが無レアだ・・・・・
このころからオレは完全にレアを信用しなくなっていった。
だから、ケルベロスのお年玉って言う、レアじゃない確実なものをゲットするために。
とりあえず紅玉に向かうことにした・・・・・・
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by tokigamihouji | 2005-10-21 13:12 | 第3章『LV101~150』

第3章『Lv101~150』                 第1話『広辞苑による史上最大の裏切り』

よう・・・
久しぶりだな、いろいろと迷惑かけたみたいですまなかったな・・・
ん?
やつれてるけど大丈夫かって?
多分大丈夫だ・・・
チョット栄養が足りて無いだけだから・・・
んじゃ続きを話すとするかな。
えーっとどこまで話したっけ?
そだったな、貧乏脱出までか。
んじゃその辺りから。
何とかどん底生活を抜け出したオレは。
レベルもついに大台の100を超えた。
露天で見かけた程度のいいセイラマグナを購入して。
ノリノリで狩りを再開したんだ。
そんなオレを後押しするように、神(ネ〇ソン)は粋な計らいをしてくれた。
なんと世界中のモンスターを2倍にしてくれたんだ。
これにはオレはかなり感激したね。
なんといっても狩りの効率が上がること間違いなしだったからな。
そうして鉱山3に久々に戻ってきたオレを迎えたのは2倍の量のゴーレムコマンドーだった・・・
ふっ・・・
そのときのオレはまさにサンドバッグだったよ・・・
殴られまくりだった。
しかしセイラマグナを購入し、それ様にサイフリしたオレは。
まさに鉄の壁だった。
大量のゴーレムコマンドーの攻撃をものともせず、モーゼの述懐よろしくモンスターをかきわけて進んでいく・・・
大量モンスターに囲まれていても、ものともしない自分の姿があまりにも素晴らしかったので、オレはその姿を写真に収めておいた。
これがその写真だ・・・
e0076622_1213865.jpg

なんだって?
モンスターが鉱山の1階だって?
・・・・・・・・・
まぁ気にするなよ。
噴出し見てわかると思うが、これは爆を撃つ直前だな。
とにかくオレはこの振って沸いたモンスター2倍キャンペーンを、とことん利用するつもりだった。
だがそんな時・・・
広辞苑のやつが驚く事を口に出した・・・
「うはぁ~~~、ペット餓死しちゃった」
これが世に言う『初代ムスケル、ピラ放置餓死事件』である・・・
そして・・・・・・
「やる気なくなったから、俺引退するね」
とか言ってきた。
・・・・・・・・・
は?
感想はまさにそれだった。
こいつ何の脈絡も無く、突然ナニ言い出すんだ?
そもそもペット餓死したのと関係あるのか?
説得する間も無く、広辞苑はオレにすべての装備品とアイテム。
さらには現金をよこして、去っていってしまった・・・
そのときの写真がこれだ
e0076622_132295.jpg

オレの・・・
オレの復讐はどうなる?
そもそも何のためにこれまでやってきたと思ってるんだ?
頭の中が真っ白だったが、いただいた装備品をお金に換えるのだけはしっかりやった。
お金は大事だ。
これは真理だからな・・・
そんなこんなで完全に目標を失ってしまったオレは気がついたね・・・
これこそヤツが計画していた最大の裏切り計画だったのだと。
クライデン平原に置き去りにした事の数倍の規模の裏切りだった。
なんと言っても世界に置き去りにされたわけだからな・・・・・・
このころ突貫もなぜか姿をくらませていて、涼里もいなかった。
知り合いなんてまったく居ない世界に、オレは一人取り残された・・・
広辞苑の裏切りはオレの精神にかなりのダメージを残していた。
人をまったく信じれなくなっていたんだ。
街を歩く人たちを見るたびにオレは恐怖した。
そしてオレは・・・・・・
その日のうちに街から姿を消した・・・
人と関わる事を嫌って、蝶の木の森に引篭もったんだ・・・・・・
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by tokigamihouji | 2005-10-18 01:41 | 第3章『LV101~150』