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第3章『Lv101~150』                 第27話『改造プラン装備編』

AGI型に改造することを決めたオレだが、イロイロと問題があった。
まず第一に装備品だ。
頭のてっぺんから爪先に至るまで完全にDEF装備だったオレは、装備品をほぼ総とっかえする必要があったのだ。
さらにオレは変えるならとことん変えようと思い、思い切って魔剣から刀に持ちかえることにした。
魔剣でずっときたオレとしてはかなりの冒険だ・・・
そんなわけでオレの改造プランは↓のような感じになった

         改造前           改造後

型      魔剣型            刀型

武器     メトゥラシエン       メトゥラ菊一文字

兜      角兜             金色の兜

盾      バンダイクシールド     チャクラナックル

鎧      バンデットメイル       ラセットアーマー

頭      耳あて            子犬耳飾り

手      サファイアリング      回避の指輪

体      羽カバン           サンバドラム

足      ミンクシューズ        ミンクシューズ

どうだ?
見事に全とっかえだろ?
ミンクシューズは同じもののようで実は違う、補正の入れ替えをしなきゃななかった。
そのとき持ってたのは物理防御が3だったが回避は1だった。
だから回避2の靴に変えるつもりだった。
オレの理論はちょっと極端でな、AGIにするならDEFはとことん取っ払ってしまおうと考えてた。
何故って?
そりゃくらったら死ぬのがAGIだからだ。
もうちょいとレベルに余裕があるならともかく、140にも届かなかったオレのレベルじゃDEFにふってる余裕なんてなかったのさ。
ともかく回避上限まで行かなければ意味がない。
火力はぎりぎりに押さえ、すべてをAGIに回すくらいの覚悟が必要だった。
そうでなくてはかわしきれない・・・
やつらの攻撃を・・・
プランが出来上がってからオレは新たな問題に直面する。
資金がなかったのだ・・・
これだけのものをそろえるとなると、かなりの資金が要る。
しかも秘密裏に計画を遂行するためには、掲示板などで長々と募集するわけにもいかない。
かなりの実弾(選挙用語で現金)が必要だ・・・
そこでオレは思い立った。
開始からすでに10日ほどたってはいるが・・・
まだまだ売れ筋のはずのものがあることに・・・
そう釣りイベントで使う物だ・・・
そしてオレは再び釣竿を手にとって釣堀に向かったのだった・・・・・・
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by tokigamihouji | 2006-01-24 04:49 | 第3章『LV101~150』

第3章『Lv101~150』                 第26話『新たなる敵』

その日オレは何しようかなぁと思ってフリマなんぞを散策していた。
たいして面白いものは無かったが、とりあえず日課だったからな。
ケルベロスの修行イベントの時に手に入れた金はすでに底をついていたから、別に買う気があって覗いていた訳ではなかった。
ん?
何に使ったかって?
よせよ・・・
それを聞くのは野暮ってもんだぜ・・・
それでも聞きたいのか?
しょうがないな・・・
ミンクシューズを10Mで買ったりとか、バンデットメイルに弾性大を突っ込んで、装備する間も無く壊したりとか、バンダイクシールドにも同じことしたりとかしてた・・・
・・・・・・
ふっ・・・
まさか壊れるとは思ってなかったのさ・・・
まぁとにかく出せる回数が決まってるジャンケンを必死にやってる男みたいに素寒貧なオレは、やることが無いしフリマをみて歩くしか時間つぶしが無かったんだよ。
フリマを見終わった後、ふと気になったんでクラブメンバーに声をかけた。
「今何処に居るんだ~ってかなにやってんの?」
すると珍しく突貫が返事をしてきた。
「今DOP2→に来てるんだよ、広辞苑もいるぞい」
「会長も来れば?」
そう言われて断わるヤツはあんまり居ないんじゃ無いか?
DOP2右と言えば、レベル130代最大の狩場の一つだろう。
レアは期待できないが、経験値はすこぶるいい。
アリーナ自体が狭いから倒すたび次々沸いてくるドッペルゲンガーをただひたすら倒すだけでどんどん経験値が貯まっていく。
オレは二つ返事をして行くことにした。
左ではいろんな事があったが、右はまだあまり行ったことが無かった。
チョット期待しながらトコトコ歩いていく。
待機所についたオレは突貫たちに声をかけた。
「ついたけど~何処だ?」
すると
「右の中だから来いよ」
と返ってきた。
OKと言ってオレは右に入っていく・・・・・・
今思えば・・・
普段こんなことを言わない突貫の言葉を・・・
疑うべきだった・・・
中に入る入り口すぐ傍に突貫は居た。
チーム入れて~
と言うより前に突貫の周りから青い塊が飛んできた・・・
飛来する10個の氷の塊
それはオレの身体に吸い込まれていった・・・
気がつくとオレの身体は半透明になっていた。
自分が突貫に殺されたことを理解するまでに数秒かかった。
隣で広辞苑は笑っていた・・・
「ひどいじゃないか」
と言ったが
「間違えた」
の一言で終わらされた・・・
間違えようが無いじゃないか・・・
街に戻ってオレは決意した・・・
ヤツを殺すことを。
広辞苑も殺すが・・・
突貫壱号も必ず這わせてやる・・・
そしてオレは突貫の魔法攻撃対策のために。
奴等に気づかれない様に極秘裏に自分をAGI型に改造することを決意したのだった・・・
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by tokigamihouji | 2006-01-16 00:54 | 第3章『LV101~150』

第3章『Lv101~150』                 第25話『DEF型とAGI型に対する考え方(初級編)』

なるほど…
AGIのせいか…
この間の広辞苑のヤツのクリティカルについて、オレは考えに考え抜いた結果この結論に達した。
サンバドラムを背負っていながら、オレはクリティカルが出なく、広辞苑は出た…
これはオレと広辞苑のタイプの違いによって、発生したのだ。
すなわちDEF型とAGI型の違いだ。
当時のオレはレベル130以上でありながらAGIは初期値という、世にも珍しい極DEF型だった。
世間の人が言うには極DEF型なんてマゾもいいとこらしい・・・
オレはドSだ・・・
まぁそんな事はどうでもいいが、とにかくAGI型ってのはクリティカルが出やすいうえに、ドラムの恩恵にもありつけるらしい。
なんというか・・・
ちょっと魅力的だなぁと思ってしまった。
元々のオレの理論は死ななければいつか勝てるといったものだ。
すなわち、死なないことが前提なのだ。
AGIが高まればすべての攻撃を完全に避けきれるのならば、オレはAGI型にすぐさまなっていただろう・・・
しかし現実はそうじゃない。
いくらAGIがあろうとも被弾する・・・
このれが意味するものは、AGI型は常に死の可能性があるということだ。
だがDEF型ならば・・・
今のオレにはMRがないから魔法攻撃は耐えられないが、少なくとも物理攻撃で死ぬことはない。
こういった考えからオレはDEF型を貫いてきたわけだが・・・
先日の広辞苑のクリティカルの出を見て少し揺れてしまっていたのも事実だった・・・
そんな時だった・・・
あの事件が起こったのは・・・
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by tokigamihouji | 2006-01-14 16:03 | 第3章『LV101~150』

第3章『Lv101~150』                 第24話『サンバドラム入手までの裏側』

大量のかわいい魚を釣り上げ…
野菜ジュースと交換し…
さらにそれをアフロと交換すること五回…
ついにオレはサンバドラムを手に入れた!
長かった…
一週間もかかってないが、かけた時間はそこそこだった
早速装備する。
当時的中剣を使用していても、ミスがでるモンスターがいたオレとしては、命中補正15というのはかなり大きかった。
さらに噂によるとクリティカル補正がべらぼうに高いらしい。
ワクワクしながらモンスターを殴ってみた…
が出なかった…
エアブレイク(魔剣の通常攻撃)四回後、五花月光斬撃ったんだが…、ただの一回も出なかった…
やはりガセか?と思った
実はここ数日、オレはドラムについて広辞苑達とチョットした議論を毎日展開していた。


モヤモヤモヤモヤ(回想シーンに入る音)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

釣りイベント初日

時神法次:サンバドラムとか言うアイテムがかわいい魚二千匹で貰えるかしいぜ。

広辞苑:無駄!釣りなんか普通は 覚えないから。まぁ取れたら見るくらいはしてやるよ

時神法次:……


二日目

時神法次:ピンキーアフロ取れたぞー、サンバドラムまで後四個だこの分なら週末には取れそうだ

広辞苑:ふーん、まぁ俺はやらないけどね。

涼里:釣りつまんねーしな

時神法次:…


三日目

広辞苑:なぁ、釣りってどうやって覚えるんだ?

時神法次:どうした突然?釣り堀にいる男からクエスト受ければ覚えられるけど

広辞苑:いやさぁドラムクリ率スゴいらしいんだよ、80だって80!これは欲しいでしょ

時神法次:…

涼里:時神ー、野菜ジュース飲んでみてよー

時神法次:おまえは黙ってろ!


四日目

広辞苑:会長、ロイヤルゼリー作ってくれー、おまえ無駄に料理頑張ってただろー

時神法次:その無駄なものに頼る気なのか?お前プライド無いのか?

広辞苑:無い無い、そんなもの持つだけ無駄、いいから作ってくれ

時神法次:材料持ってきたらな

広辞苑:知らないから、ヨロシク

時神法次:…

涼里:野菜ジュース飲んだぞー、スピードアップかかった

時神法次:一人でやってろ!


五日目

広辞苑:ダリー、ねみー、疲れるよー、何とかならないのかよこれー

時神法次:文句言いながらやるんじゃねぇ。こんなにも楽しいじゃないか

涼里:こんなの苦行だよ、こんなのが楽しいのは時神だけだってば

時神法次:そんなことはないさ、心頭滅却すれば火もまた涼しだ。ようは集中力だよ

広辞苑:むだこんなことしゅうちゅうしてもしょうがないたいりょくのむだじかんのむだくりほせいがないならやってないし

時神法次:どうでもいいが変換ぐらいしろ。読みにくくてかなわん。それにクリティカル補正だって韓国情報だから日本でも80あるとは限らないぞ?

広辞苑:とりあえず会長が入手したら装備させてよ、んで実際無かったら釣り止める

時神法次:…

涼里:何で皆こんなこと続けられるんだー、時神ーアンケートとってよー

時神法次:自分でやれ!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
モヤモヤモヤモヤ(回想終わり)


そしてオレがドラムを手に入れたことを知って寄ってくる一人の男。言うまでもなく広辞苑だ…
恥も外見もプライドもなさげな態度で
「ドラム装備させてよ」
とさも当然って感じで言ってくる。
しぶしぶながらオレは広辞苑にドラムを貸してやった。
ふっ…
お前の期待してたクリティカル補正はなかったぜ、さぁ絶望するがいい
内心そう思いながらヤツの試し斬りを見ていた。
が、しかし、次の瞬間、起きてはならないことが起こってしまった…
広辞苑のヤツが試し斬りに用いたスキルは「心」というクナイを10本投げるスキルだった。
リーフゼリッピに吸い込まれるように、そのクナイは飛んでいった……そして。
リーフゼリッピの上に出現するクリティカルの文字……
その数、10回中7回…
凍り付くオレ、はしゃぐ広辞苑。
「見た見た?スゲー。これなら夢コンボ実現しそうだよー」
そうだな…
「やる気出てきたから、早速釣りやるぜー」
と言ってオレが貸したサンバドラムを、オレの足下にぶん投げてく広辞苑…
それを拾いながら頑張れと言ってやった。
すると…
「何言ってんだ、会長はオレのドラムのためにこれからも釣るんだよ。なんならそのドラムでもいいよb」
……
さすがに呆れたよ。
ぶざけるなと言ってやった……
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by tokigamihouji | 2006-01-06 21:47 | 第3章『LV101~150』

第3章『Lv101~150』                 第23話『初めての海釣り・・・ VS冷凍マグロ』

いい加減飽きてきたなぁ…
何にって?
いや別に独り言に飽きたわけじゃないし、釣りに飽きたわけでもない。
しいて言えば…
景色に飽きてきたんだ……
朝から晩まで龍泉郷の釣り堀の同じポジションで、同じ姿勢で居ればな…
そりゃ飽きるってもんだろ?
周りにいる釣り人の会話(盗み聞き)によると、どうやら海でも釣れるらしい。
………
たまには海釣りでもするかな。
そう思い早速行動に移すことにした。
海って言えばナルビクだ、と考えて行ってみるとそこはすでに人で溢れかえっていた…
よくこんなすし詰め状態で釣りしてられるなコイツら……
俺はゴメンだ…
見ず知らずの他人の隣で釣りなんかしたら、冷や汗とか出まくるし、震えが止まらないし、呼吸不全に陥っちまいそうだ……
なによりストレスがたまる
人が居ないところの方がいい。
そう考えてたどり着いたのが、囁きの海岸だった。
ここの隅っこなら、めったに人が来ないから好都合だった。
早速釣りはじめた。
龍泉郷に比べるとはるかにノリがいいBGMだからか、かなり集中できた。
やはり眠くならないのは良いことだ。
勘違いしてるヤツがいるかもしれないから言っておくが、オレは廃人じゃないからちゃんと睡眠をとるし、単純作業の繰り返しで眠くなるときだってあるんだぞ。
まぁとにかくノリノリBGMのおかげで眠気問題を解決したオレは、いつもよりハイテンションで釣りに励んでいた。
そんな矢先…
突然頭に衝撃が走った!
目の前が真っ白になる、どうやらオレは何か堅い物で殴られたらしい。
とっさに振り向くオレ、するとそこには……アヒルが居た。
カチカチに凍り付いた冷凍マグロを手にしたアヒルがそこに居た。アヒルはオレと目が合うとニヤリと笑って、手にした冷凍マグロ(約300キロ)をふりかぶった。
(おいおい…そんなモノぶち込まれたら、イッちまうぜ…)
他人事のようにそう考えていた…
ゴキッ
鈍い音がした、オレの頭から……
知ってるかい?人間頭殴られると本当に星が出るんだぜ…
とにかく釣りやってる場合じゃぁない、これ以上頭殴られるとバカになってしまう!
そう思って立ち上がろうとして気がついた、自分がまだ釣りの途中だと…
再びふりおろされる冷凍マグロ
ゴシャっと嫌な音がした…
とりあえず一旦釣りをするのをやめ、迎撃する事にした…
そして再び気がつく…
ここ数日釣りしかしてなかったことに…
そう、オレは武器を持っていなかったんだ。
仕方ないから、釣り竿で戦うことにした。
釣り竿VS冷凍マグロ
年末の格闘技イベントならメイン張れるくらい異色な戦いだ……
結果はオレの持つ釣り竿から放たれた五花月光斬による、一ラウンドKOで幕を閉じたわけだが……
あのアヒル…彼また強敵(とも)だった……
とまぁそんな感じな事をやりながらオレは釣りを楽しんでいた。
そんなふうにこのイベントを、楽しんでやってたからってわけじゃないだろうが、なんとオレは「当たりくじ」を釣り当てたのだ!
サキソフォンと交換できるってアレだ。
舞い上がるオレ。
早速交換しにいった。
実際装備してみると、なんとも微妙だった…
そしてオレは手にいれたばかりのサキソフォンを、そっと倉庫にしまった……
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by tokigamihouji | 2006-01-03 04:36 | 第3章『LV101~150』