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第3章『Lv101~150』                 第32話『人体実験の必要性の有無』

準備は完了した…
だがまだ実戦テストが終わっていない。
PKにおいて肝心なのは理想的なステータスを作り上げることではない。
肝心なのはいかに効率よく人を殺せるかなのだから…
断っておくが、オレはPKがしたかったわけではない。ただ単に突貫や広辞苑にお仕置きしたかっただけだったんだ。
だが…
仲間をPKをする事に全く躊躇する事もなく、まるで蚊に殺虫剤を吹き付けるかの如く無感情に攻撃してくる『殺戮マシーン突貫壱号』
クローバーというわかりやすい罠で危険地帯に誘い込み、なに食わぬ顔で置き去りにして相手を殺す『MPKの鉄人広辞苑』
この二人と闘うには、今の俺では経験不足だった…
実際俺はDOPで広辞苑の無防備な背中を前に何も出来なかった事もあったしな…(第2章9話参照)
怒りに身を任せPKをしたこともあったが(第2章12話参照)
感情に流されて勝てる相手ではない
だからまず人を解体する事に慣れる必要があった。
そんなわけでオレはファイトクラブにやってきた…
久し振りに来るファイトクラブはなかなか賑わっていた。
入ってきたオレにギラついた目を向けてくる連中ばかりだった。
闘うのが大好きって顔してたよ。
つまり…
テストにはもってこいの人材ってやつだ…
オレは受け付けのマッチョに参加を申し込み、闘い始めた…

第一戦 VSティチエル




中略




12戦目が終了してギラついた目をしていた連中は、借りてきた猫のように大人しくなっていた…
初戦であたったティチエルなんかは、オレの事をボスと呼んで、再戦しても必死に逃げまどうばかりだった。
まぁその逃げまどうティチエルを隅っこに追いつめ、逃げ場を無くし、拘束(バララシス)し、目隠し(ブラインド)をして、いたぶった…
なんとも興奮し……っと脱線したな。
まぁとにかくオレは、当初の予定通り、人を解体する事に慣れたのだった。
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by tokigamihouji | 2006-07-02 11:11 | 第3章『LV101~150』