森から帰ってきたオレは、真っ先に噂のケルベロスの所に行った。
お年玉って何だろう? チョット期待していた・・・・・・ だが現地についてケルベロスに話しかけてみると。 修行しろといわれた・・・・・・ はぁ? お年玉でもなんでもないじゃないか。 不満たらたらで、とりあえず修行場に行った。 出てきたモンスターは、バットブロウだった。 はっきり言ってしまおう。 かなりの雑魚だった・・・ DEFであったオレは、やつの攻撃なんぞ1しか喰らわなかったからだ。 倒した後、足元には『天空の羽毛』なるものがおっこちていた。 何だこれは? それが第一印象だった・・・ とりあえず残しておいたが、はずれアイテムだろうとたかをくくってた。 そして街に戻って、フリマを覗いていると・・・ どうも『天空の羽毛』が売れるらしいということが判った。 しかも700K前後で・・・ これは売るしかない! その日のうちからオレは『天空の羽毛』を売り始めた。 すごい売れ行きだった。 羽毛だけに、まさに飛ぶように売れたよ。 だがこの時には気がついていなかった。 仲間が居ないで、一人でやっていることの問題に・・・ それに気がついたのは、修行であるアイテムを手に入れたときだ・・・・・・ そのアイテムとは『蒼氷の羽』だ・・・ 今ならばこの羽がどれだけ貴重なものかはよくわかる・・・ 当時は蒼氷と紅炎シリーズは実装されたばかりでね。 なおかつオレはしばらく森に引篭もっていたし・・・ サイトも覗いていなかった・・・ そしてDEFだったオレは、背中には羽かばんがあった・・・ 『蒼氷の羽』に対するオレの評価は・・・ 「こんなものイラネ」だった。 手にいれたその日のうちに、売ることを決意。 フリマに出した。 即売れだった・・・ ん?値段? ・・・・・・ 20Mだ・・・・・・ ・・・・・・ いや・・・わかってるさ・・・ ものすごい失敗をしたのは理解している。 当時は理解していなかったが・・・ だってそうだろう? こんなもの取れたけど、いくらぐらいになるかな? なんて事を聞く相手いなかったんだ・・・ 後になって、サイトを見て愕然としたよ・・・ もっと高く売れたはずだ、ってね・・・ そして『天空の羽毛』の利用価値がわかった。 要塞でものすごい補正の羽が作れるって事らしかった。 街でたまに見かける、もこもこしたヤツやトゲトゲしたヤツがそうらしかったが・・・ 要塞なんてオレには縁がないと思っていたから。 『天空の羽毛』は残らず売捌く事にした・・・ おかげでお金はかなり貯まったよ・・・ 40M近くの貯蓄ができた。 こんなにゆとりがあるのは初めてだった。 あらためて実感したね、レアなんかなくても人はお金持ちになれるんだってね。
by tokigamihouji
| 2005-10-22 12:12
| 第3章『LV101~150』
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